無秩序研究所

もちろん、何か研究してるわけじゃない。基本的に自分の書きたいことを適当に書くだけです。

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ニッケルオデオン再び

ニッケルオデオン内の世界について大雑把にまとめてみる。

ニッケルオデオン青の最後の話(うたかたの日々)を読むと、

・虎とJKの話  Heart Food(赤・Scene 1)
・イズミとナヨタケさんの話  竹取パラダイム(赤・Scene 5)
・すぐ迷子になる子の話  迷子のチーコ(青・Scene 2)

は同じ世界を共有しているっぽいのがわかります。

さらにイズミは

カクリヨジョウント(赤・Scene 4)
遊星より愛をこめて(緑・Scene 6)

にも出てきます。

ちなみにイズミは大学生(?)→大学院生→教授というように成長しているので同じイズミの出てくる話でも、

時代は違うみたいです。

細かいこと言えば「遊星」でのイズミは名前呼ばれてないので同一人物じゃないと言われればそれまでかも。

そこまで突き詰めると細かすぎるかな?

まあどこまで同じ世界か、っていうの自体不毛ですが、あくまでもひとつの楽しみとして。

でもって、とある家族の飲尿法(青・Scene 6)に出てくるじいさんが居るコマがあるので、それも同じ世界。

よく読むとこの話とかわずカース(緑・Scene 3)はつながっているのがわかります。

さらにかわずカースに出てくる人物の話が魅惑のヴンダーカンマー(青・Scene 5)にも出てきます。

さらにさらにパラケルススの愛弟子達(赤・Scene 12)にも、「魅惑の~」に出てくるキャラがいます。

あと、フェイスハガー(赤・Scene 6)の登場人物が「虎とJK」の話をします。

ここの登場人物は動物磁気性恋愛主義(赤・Scene 9)と恋わずらいラポール(緑・Scene 5)に出てきて、

これらの登場人物がヴィジランティ(赤・Scene 8)に出てくる学校に現れています。

まとめると、

Heart Food
カクリヨジョウント
竹取パラダイム
フェイスハガー
ヴィジランティ
動物磁気性恋愛主義
パラケルススの愛弟子達
かわずカース
恋わずらいラポール
遊星より愛をこめて
迷子のチーコ
魅惑のヴンダーカンマー
とある家族の飲尿法
うたかたの日々

は同じ世界(時代は少し違う)を共有しているみたいです。

小ネタとしてのクロスオーバーが好きなので、こういうのを探すのはなかなか楽しいです。

ちなみに菅原が出てくるのは

コピ・コピ・ルアク(赤・Scene 2)
ヒールとスニーカー(赤・Scene 7)
かいばみ幽霊(青・Scene 8)

の3つ、

伏見さんが出てくるのは

コロンバインで給食を(緑・Scene 1)
OKEYA(青・Scene 12)

の2つですかね。

もしかしたら見落としがあるかもしれませんが、とりあえずこんなところでしょうか。

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ニッケルオデオン

結構前の話ですが、ニッケルオデオン最終巻となる青が発売されましたね。

IKKI休刊に伴うものなのか、もともと決まっていたのか、それはわかりませんが少し残念。

短篇集ゆえレビューも難しいかもしれませんが、赤・緑・青の三冊のお話について適当に書いてみます。

まずは赤から。

・Heart Food

虎とJKの話。普通に動物がしゃべるのに、そういうの気にしないJK。つよい。

この虎とJKはこの漫画の他の話にもうわさ話として出てくるんですよね。

ニッケルオデオンには同じ世界・時代とみられる短編がいくつかありますが、

全部世界観を共有するわけじゃなく時々そんな話がある、っていうのもなかなかおもしろいですね。

・コピ・コピ・ルアク

コーヒーの話・・・ではない。

彼女にふられた菅原くんのお話。に見せかけた何か。恋愛の話には違いない。

きちんとしたオチとか、爆笑できるギャグがあるわけではないけど、なんとなくいい雰囲気。

菅原くんも他の話にちょっと出てきますね。

・ファニーゲーム

一コマ目の衝撃のセリフと、登場人物が置かれている状況のギャップとか、

オチの後味の微妙な感じとか、単行本にあるおまけ一ページのあっさり感とか、すごく好き。

たった8ページの短編なのに、状況をしっかり捉えられるようなしっかりした作りになっていてさすがだなあと思います。

・カクリヨジョウント

カクリヨ、ってのは隠世とか幽世とか書く言葉のことかな。いちおう「あの世」とかそういう意味だけど、

この話ではもっと大きな意味かもしれない。作中に出てくる「ここじゃないどこか」ってことかな。

ジョウント、ってのはアルフレッド・ベスターのSFに出てくる瞬間移動の超能力のことらしい。

そういう壮大そうな、そして儚そうな題名で、結末も透明感というか、なんというか、

ボキャブラリーがなくていい言葉が思いつきませんがふんわりとしたオチ。

とかそういうところよりも、最後のコマの四角吹き出しとか、

「四月に施行されたアグネス法でオレは捕まったら裁判抜きで即死罪だ」というセリフとか、

そういうスパイス的な部分の印象が強い。これぞ道満先生節というか。

・竹取パラダイム

常識の範疇で言う「ドS」を超えたもっとすごい性格のナヨタケさん。

恋人(?)をとんでもない方法で翻弄するその姿はいっそ清々しい。

竹取パラダイム、ってのはどういう意味だろう。作中に「月までも追いかける」という話が出てくるけど、

つまりそれを可能にしようとするような、新しい概念の話、というか。

この話はカクリヨジョウントより時間的に前の話みたいですね。


この話の登場人物のイズミもまた他の話にちょいちょい出てきます。

イズミとナヨタケさんの話は、半ば都市伝説、おとぎ話として最終話の世界で語られてますけど、

その話の中では「そんなお伽話が実は本当だった」ことになってるっぽいので、

この話と同じ時代と世界での出来事、ってことになるのかな。

虎とJKの話の世界にイズミとナヨタケさんの話が出てくるのでイズミの出てくる世界は同じ世界ということになりますね。

これちゃんとまとめると面白そう。個人的に。

って思う方はやはり多かったようで、ニッケルオデオンで検索すればレビューのブログが結構引っかかります。

でもあえて書いてみるのも面白いですかね。


とりあえず今回はここまで。またいつか書くかも。


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