無秩序研究所

もちろん、何か研究してるわけじゃない。基本的に自分の書きたいことを適当に書くだけです。

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ちょっとしたこと

小説を読んでいると、いわゆる叙述トリック、というのが有りますよね。

東野圭吾の作品、名探偵の掟でも取り上げられてますね。

読んだことがある人はご存知だと思いますが、この作品は推理小説自体をネタにした、

メタな要素をたくさん含んだ小説で、叙述トリックもそのトリックの面白さを見せるという目的よりも、

アンフェアなトリックの一つとしてネタにされてますね。

例えば、推理小説の語り手が実は事件の犯人だった、とかがこのトリックの一つですかね。

叙述トリックについてちょっと調べると、アガサ・クリスティの小説でも

このトリックが(読者にとって)フェアかアンフェアか、っていう論争もあったみたいですね。

推理小説の読者が、小説をどこまで考えて読んでいるか、

つまり自分でトリックを解こうとして読んでいるかどうかにもよりますが、

ヒントが少なすぎるトリックは明かされても、

驚くよりむしろ「そんな話あったの?」とあきれてしまうような気がします。

もちろん叙述トリックに限ったことでは有りませんが。

こういうことを考えてみると、お話を考えるのって難しいなって思います。

そういえば、推理小説でなくとも、叙述トリックのようなものが有りますね。

登場人物の名前で少し読みにくいものにわざと振り仮名を振らず、

かつ男性とも女性とも取れるような名前にしておいて、しばらく話を進めてから性別を明かす、

とかも叙述トリックの一つですかね。

この場合、その登場人物は女性だけど書かれる口調が男らしかったり、あるいは男女どちらとも取れたり、

小説だからこそこういうことができるんだなあと思うと面白いですね。

しかも、読みにくい名前なのに振り仮名が振られていない、ということで読者は少し違和感を覚え、

あとでその理由が分かったときに「おお!」と素直に驚けるものでもあると思います。

素直に読めるトリック、これって大事なんじゃないかな、って思いますね。

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