無秩序研究所

もちろん、何か研究してるわけじゃない。基本的に自分の書きたいことを適当に書くだけです。

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本を読んでいて

今日の記事は小説の中身の話になるので、どうしてもネタバレに近い部分があります。

まあ、そもそも作品を読んでないと分からない話なので、ネタバレにはならないかもしれませんが・・・

さて、本題。

伊坂幸太郎と村上春樹の作品、時々似てるところがあるような。

って最近思うのです。

主人公の妻や親しい人がちょっと謎めいていて、

主人公は訳も分からず災難に巻き込まれていったり。


あるいは、見かけはすごく穏やかな世界でも、

破滅を迎えることが決まってたり、言い知れぬ不安が潜む世界だったり、

っていう小説全体の世界観が似てるって思うときがあるんです。


・・・ってふと思いついて、試しにwikipediaで調べたら、

「しばしば、作風が村上春樹に似ていると指摘されるが、本人曰く、直接的な影響は受けてはいないという。」
(9/12現在)

と書いてあるじゃないですか。あら。

似てるってのは、やっぱりみんな思ってることなんですね。

どれくらい似てるかについて議論しても仕方ありませんが、

伊坂幸太郎の作品を読んでいて、

「あっ、こんな状況村上春樹の作品にもあった」って思うこと、

逆に村上作品を読んで伊坂作品を思い出すこともあるのですが、

むしろ「直接的な影響は受けていない」ほうが納得がいきますね。

本当に影響を受けているならこんなに「似てる」って思うことも少ないと思うんですよ。

例えば、「パン屋再襲撃」の主人公の奥さんと「モダンタイムス」の主人公の奥さんの、

謎めいた強さ・怖さ・手際の良さなんて狙ったんじゃないかと思うくらい似てると思ってます。。

「モダンタイムス」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」で

主人公が不思議な出来事に巻き込まれていく様子もこれまた似てる・・・気がする。(←弱気)

本当に影響を受けているんなら、こんな似せることはないでしょう。

パクリになっちゃうもんね。

ここはやっぱり、二人の作家の考える登場人物像が偶然一致した、

って考えたほうがいいのかなと、思った次第です。

もちろん、伊坂作品のどれにも当てはまらない村上作品も、その逆もあるので、

似てる似てない、ってのは不毛な話ではありますが、

それでも、一世代ほど離れた二人の作品に、共通項を見出せるってのは

興味深いかなって、思いました。

ちなみに、伊坂幸太郎本人が「影響を受けた」と語っているのは島田庄司とのこと。(wikipediaより)

残念ながら島田作品は読んだことがないので、こちらについては何も言えません(笑)

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